HASSELBLAD ixpress V96C

Vシリーズ専用1600万画素

機材提供 シュリロ トレーディング カンパニー リミテッド


2004年9月、imacon社が、シュリロ社に買収され imacon製品が、HASSEL ブランドとなり、製品ラインナップを一段と充実させ?再出発しました。元もとスキャナーでは定評があるimaconブランドはそちらで残し、デジタルカメラバックは、HASSEL BLAD ixpress となりました。これに伴い日本の輸入販売代理店もテイクから、シュリロ トレーディング カンパニーリミテッド(カスタマーサービス tel : 03-5440-2890/e-mail : inho@hasselblad.jp)に移りました。製品ラインアップは、今までの 96C 132C 384C 582C に加え、H1ボディ専用モデルの2200万画素(バックの着脱はできましが、他のカメラにはつきません)H1D (中身は132C)が追加されました。日本国内の価格は、H1標準セット付きで、約330万円だそうです。(H1標準セットには、当然フィルムマガジンは付きません)H1DはボディデザインもH1と統一され一体感がでています。http://www.hasselblad.se/ そして、もう一台追加モデルがあります。HASSELBLAD と、言えばやはりVシリーズ。Vシリーズ専用にリリースされたのが、V96Cです。ぱっと見は、96Cと全く同じです。違うのはボディカラー(Vシリーズに合わせてブラック)と、マウント交換用にビス穴のところにカバーが付いています。また、日本国内の販売価格も、165万円と1600万画素のバックタイプだと、あの Kodak DCS ProBack 645 に迫る価格です。イメージバンクも付いての価格なので、考えようによっては安いかもしれません。


HASSELBLAD 503CWブラックボディ / CWワインダー / PM45 / Distagon CFE40 IF + V96C

IMAGE BANK も、V96C専用カラーブラックになった。


 使用感は、他のixpreesと同様で、V96CとIMAGE BANKを専用ケーブルで繋ぎます。バッテリーはSONYのビデオ用の物をIMAGE BANK に付ければこれで撮影ができます。Macとオンラインで撮影の場合は、IMAGE BANKとMacをFierWierで繋ぎます。画質に関しては、96Cなどと全く同じで、前にも書きましたが、フィルムのような、なめらかな階調が表現されてます。今回長い間テストすることができなかったので、一部サンプルのアップいたしました。画質に関しては、他のページのサンプルも参照下さい。ボディカラーが、ブラックになったことで、カメラとデジタルバックの統一感ができ、またデジタルバックにも、HASSELBLADの文字が入りハッセルファンには、うれしい感じに仕上がってます。まだ、合併して日が浅いので、今後発売されるデジタルバックは、より一層カメラ部分とデジタルバック部分の調和が進むのではないでしょうか。現像ソフトのFlexClolerは、バージョンは少し上がったものの基本的操作は、変わっておらず依然とデジタルカメラの現像ソフトとしては使いずらいものになっています。スキャナーの取り込みもかねているので、製版関係方面には受けが良いと聞いていますが、カメラマンが扱うには、機能のリンクが今ひとつ周りくどく直感的につかえません。Kodak のPhotoDisk の様な、カメラ用のソフトも開発していただきたいと思います。

ストロボ使用 レンズ= Planer CFE80mm 撮影データ f5.6 _ 1/125秒

上のデータの目の周りの100%表示画像です。

上のデータの着物も部分の100%表示画像です。被写体までの距離は、約2メートル強です。

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薄暮の自然光のみ、レンズ=Planer CFE80mm 撮影データ f11_8秒露光

遠景部分の100%表示画像

手前のシャドー部分の画像データ

503CW / CWワインダー / PM45 / Distagon CFE40 IF + V96C


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